証拠金
「証拠金」というのは、FX業者で外貨を取引するときの「担保」として預けるお金のことです。FX(外国為替証拠金取引)では、この証拠金という担保を預けることにより、預けた額以上のお金を取引業者からお金を借りて取引をすることが出来るようになっています。このように証拠金以上の額の取引ができることが、FX(外国為替証拠金取引)の一番の魅力と言えます。しかし、利益が出る場合だけが投資ではありません。むしろ慣れないうちは損益を出すのが普通です。その損益を出した場合は、「証拠金」が損益にあてられます。
例えば、10万円の証拠金を預けていたとします。そこで1ドル=100円の時にレバレッジを10倍きかせて、100万円分の1万ドルの買い注文を出したとします。しかし、1ドル=99円に下がってしまいました。そこで99円で1万ドルを売りに出すと、99万円しかあなたの手元に返ってきません。取引業者に100万借りていたので、1万円不足してしまいました。そこでFX業者は、その不足分1万円を証拠金の10万円の中から引きます。そうすると、口座には9万円の証拠金が残ります。これが証拠金が担保だという理由なのです。
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