レートチェック

レートチェック

中央銀行が民間銀行に「いまのレートはいくら?」と聞くことをレートチェックと言う。一般的に、中央銀行が望ましくないと思う水準に相場があるとき、レートチェックはされやすい。レートチェックの実施が伝わると、市場では介入に対する警戒心が強まる。つまり、レートチェックは、口先介入と同じような意味合いを持っていると言える

例えばニュースなどで
“NZドルが対米ドル、対円で急落している。複数の市場筋によると「(当局の)レートチェックが入ったとのうわさが流れている」(邦銀など)という。NZドル/米ドルは0.76ドル後半から0.75ドル半ばへ、NZドル/円は92円後半から前半へNZドルが売られている”というような感じで報道されるのでかなり市場への影響があると言える 。