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胃がんの生存率
胃がんにかかる国内の胃がん人口は年々増加傾向にあるが、死亡率は減少に向かい、がんの中での死亡率1位の汚名も返上できた。
このことからもは胃がんの生存率が50%とかなり高まったことを示し、今や不治の病ではないが、胃がんの進行度は生存率にも影響を及ぼし、ステージ3,4に達すると胃がんの生存率は3,4割とかなり落ち込んでしまう。
ステージ | 5年生存率 |
---|---|
T1 | 91.6 % |
T2 | 73.9% |
T3 | 35.4 % |
T4 | 15.8 % |
この数値は治療、完治までの闘病が長く、辛いものであり、いかにがん克服が困難であるかを示している。胃がんの生存率を高める対策としてはまず初期段階でがんを徹底的に取り除く、そして再発、転移の事実を一刻も早く把握して早急に治療に取り掛かる。
特に胃がんは一度かかると再発しやすい傾向があることがいわれているので、なおさら胃がんの完治が容易ではないことを示している。そこで極端な言い方だが胃がんと付き合うようなつもりで長期的な目で胃がんと向き合うくらいの姿勢のほうがいいのかもしれない。
しかしいざ、胃がんと診断されたら、誰も冷静ではいられないだろう。これから始まる治療のこと、その治療費などの金銭的な心配等、深刻な問題が一気に押し寄せてくる。胃がんの生存率を少しでも高くするためにはとにかく早期に発見して、早期に適切な治療を受けて、5年経過中に通院治療や定期的な検診を受診して胃がんと立ち向かうことである。
異状が認められなければ、胃がんの完治が認定され生存率にカウントされるが、その時間の長さは当事者にとっては、かなりの負担でもあり、気力、体力(免疫力)、経済力が不可欠で決して楽観できないのが現状である。
今後の見通しとしては若年者層に減少傾向が見られるので胃がんの生存率は上昇傾向になると明るい情報があり、胃がんとの根競べといえるだろう。