Contents
Newcontents
|
筋肥大と筋肉痛
筋肉痛には2つの種類があると言われています。ひとつは軽いウエイトで
高回数のトレーニングを行った場合です。
この筋肉痛は糖分代謝によって自然に引き起こされたもので、乳酸が筋肉
内に蓄積されることによっておこります。
筋肉内に蓄積した乳酸は、その後筋肉内に接続されている末端神経まで
浸透して刺激し、最終的には筋肉全体に刺激が行き痛みを生じさせることに
なります。
ごく軽いウエイトで高回数のトレーニングを行って得られる筋肉痛は、筋肉
の発達を促すものではなく、
ただ単に筋肉中に乳酸を蓄積した結果のものです。
もうひとつの筋肉痛は6〜12回できるヘビーウエイトを使ってトレーニングした
ときです。
この場合の筋肉痛はヘビーウエイトでトレーニングした結果、実際に筋繊維自
体に極小規模の断裂やダメージが生じたことから来るものです。
このヘビーなトレーニングによって起こった筋肉痛は、筋肉に直接ダメージを
与えたということで体は自力でこのダメージを修復するように命令を出し
その修復過程において、筋肉はより強く大きくなるのです。
このような効果は軽いウエイトで高回数行った場合たとえ筋肉痛が出ても
命令はでないのです。
確かに筋肉痛はひとつの目安にはなりますが、痛みが出たからといって
必ずしも筋肉が発達しているとはいえません。
筋肉を発達させるためには痛みを起こしているからといって満足するのでは
なく、6〜12回で終わらせるようなヘビーウエイトで正確に効かせることが
重要なのです。
|
|